オリックス吉田正尚外野手(28)の左前打が、幻の先制打になった。

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ロッテ佐々木朗との再戦は初回、いきなりチャンステーマが場内に流れる中で巡ってきた。福田、紅林が安打を放って迎えた1死一、二塁。初球のフォーク、2球目の157キロストレートを見逃したあとの3球目、158キロストレートを捉え、三遊間を破った。二塁走者の福田がホームをついたが、左翼手からの好返球で先制はならなかった。

吉田正は前回、3三振を奪われた佐々木朗との再戦を前に、リベンジへの思いをこう明かしていた。「早いカウントからスイングをかけられればと思う。ドームになるので見え方も変わってくる。正直(前回は)圧倒された。本当にいい投手。同じような結果ではダメなので、切り替えて戦いたい」。

その思いを初回の初打席で結果にしたが、先制点には結びつかなかった。