左太もも裏の炎症で戦列を離れていたDeNA宮崎敏郎内野手(33)が7日、イースタン・リーグ楽天戦で18日ぶりに実戦復帰した。「4番DH」で出場。第1打席で安打を放ち、3打数1安打だった。

2回の先頭で迎えた第1打席は、1軍通算49勝の左腕辛島航投手と対戦し、1ストライクから134キロの高め直球を中前打。第2打席は4回2死走者なしで、初球の105キロのカーブに右飛だった。第3打席は昨季1軍で28ホールドの右腕、酒居知史投手と対戦し、143キロの外角直球に二塁ゴロだった。

4月19日阪神戦の走塁中に負傷し、翌20日の阪神戦から3試合連続で欠場。回復を待ったが、完治を優先させるために23日に抹消されていた。

三浦大輔監督はマツダスタジアムでの広島戦後、宮崎の1軍復帰時期について「今試合が終わったところなので、まだ(報告を)聞いていない。ファームに確認とってからですね。今は何も言えない」と話すにとどめた。