日本ハムは序盤から主導権をつかめず、5カード連続でカード初戦を落とした。試合後に新庄監督が残した“伝言”は、珍しく厳しいものだった。

球団広報を通じ、報道陣へコメント。「1軍に残りたいという姿勢が全く見えない。バットを出さない限り、一生結果は出ない」。個人名は避けたが「姿勢が見えない」選手について、2軍降格の可能性をにおわせた。

該当者の“疑い”があるのが、3番に入った清宮だ。プロ入り後、初めて1軍で3番清宮、4番野村、5番万波のオーダーが実現。試合前には「この3人が(中軸に)固まってくれたら、うれしい」と未来の日本ハム打線を思い描いていたBIGBOSSだったが、この日、清宮だけが4打数無安打。しかも、内容が悪い。4回無死一塁では見逃し三振。2-3で迎えた8回1死一塁でも、フルカウントまでボールを見て、結局、二飛に倒れていた。

 

○…加藤が立ち上がりから苦しみ、3敗目を喫した。1回1死二塁、左翼フェンス直撃の適時二塁打で先制点を献上すると、なお2死一、三塁から本盗で2点目を奪われた。3回には先頭打者にソロ被弾。5回3失点で降板し「初回からバタバタしてしまい、前回同様先制点を与え、リズムの悪い投球になってしまいました」と反省していた。

▽日本ハム石川直(右肘手術から復帰し、19年以来今季初の本拠地登板)「かなり久々だったのですごい気持ち良かったです。走者は出したけど、落ち着いて投げられたので良かったと思う」

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