楽天が今季初の連敗を喫した。1点を追う7回の守備。6回まで3失点で踏ん張っていた岸が1死三塁のピンチを背負った。石井GM兼監督は「内野ゴロを打たせて交代。(継投は)2死三塁というシミュレーション」で臨んだ。岸は想定通りに高部を二ゴロに打ち取るも、三塁走者のエチェバリアが好スタート。前進守備の二塁浅村の本塁送球が間に合わなかった。

5回に1点差に迫り、逆転への機運が高まっていた終盤での失点。石井GM兼監督は「やるべきことはできたと思います。点を取られたから悪いではなく、内野ゴロに打ち取るところまではできた。ただ、エチェバリアにいいスタートを切られてしまった」と、割り切って結果を受け止めた。

今季33試合目で初めて2戦連続黒星となり、5カードぶりの負け越し。指揮官は13日からのビジター6連戦へ向けて「いい意味で場所が変わる。チーム一丸となってしっかり戦いたい」と、気持ちを切り替えた。

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