肩甲骨の骨挫傷で離脱中の巨人吉川尚輝内野手(27)が15日、イースタン・リーグ西武戦(カーミニーク)で11日ぶりに実戦復帰し、5打数4安打2打点と1軍復帰へ順調な回復ぶりを見せた。「1番二塁」で先発出場。第3打席で左前に2点適時打を放った。

実戦復帰と試合勘について「しっかりと試合に入っていけた。守備機会が何回かあったが問題なくこなせた。打撃もしっかりと投手と対戦できている」と語った。今後に向けては「いつ1軍に呼ばれてもいいように準備をしたい」と意気込んだ。

原監督は「報告を聞いてからにしますけれども、火曜日からたぶん大丈夫だと思います」と述べ、17日の広島戦(宇都宮)から1軍昇格する予定。

4日の広島戦(マツダスタジアム)で左肩甲骨付近に死球を受けて負傷交代。6日に出場選手登録を抹消されていた。現在3割4分1厘で首位打者の吉川が離脱してからチームは5連敗を喫するなど苦戦を強いられていた。

【関連記事】巨人ニュース一覧