阪神が逃げ切りに失敗して、今季5度目のサヨナラ負けを喫した。連勝は2で止まった。19日にも自力優勝の可能性が消滅する。

5回に糸原健斗内野手(29)の右越え1号ソロで先制した。先発の西勇輝投手(31)は6回無失点。7回から継投に入り、1-0での逃げ切りを図った。

だが、抑えの岩崎優投手(30)が乱れた。9回1死一、三塁から青木宣親外野手(40)に右中間への同点二塁打を打たれた。さらに1死二、三塁からホセ・オスナ内野手(29)に決勝の右犠飛を許した。

岩崎の連続無失点は12試合で止まり、昨年9月30日広島戦以来の黒星がついた。失点は3月25日の開幕ヤクルト戦(京セラドーム大阪)以来だった。その開幕戦は最大7点差から逆転負け。この日も昨季のセ王者の反撃に耐えられず、悪夢の再来となった。

岩崎の連続無失点は12試合で止まり、今季初黒星となった。

▼阪神は最短で今月19日に自力優勝が消滅する。18、19日のヤクルトとの直接対決で連敗することが条件。この場合、阪神は残りの99試合に全勝した場合、最終成績が113勝29敗1分けで勝率が7割9分6厘となる。一方のヤクルトは、阪神戦残り13試合に全敗しても他球団との89試合に全勝すれば114勝28敗1分けで勝率8割3厘となり、阪神を上回るため。仮に最短の19日で消滅すると44試合目での消滅となり、近年では20年の73試合目を上回る早さとなる。

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