日本ハム吉田輝星投手(21)が、2点ビハインドの5回に3番手で登板した。身長164センチの高卒ルーキー西武滝沢夏央内野手(18)にかき回されながら、なんとか無失点に抑えた。

先頭の川越誠司外野手(28)は内角低めへの147キロ直球で見逃し三振を奪ったが、2番滝沢には同コースへの146キロ直球を中前へ運ばれて被安打。

続く3番愛斗外野手(25)との対戦では一塁へ2度、けん制をして滝沢の盗塁を警戒しながら投じた直球が浮いたところを右前へ運ばれ、スタートを切っていた滝沢は三塁へ。ヒットエンドランを決められて1死一、三塁とピンチを背負った。

ここで吉田が踏ん張った。4番山川穂高内野手(30)は142キロ直球で詰まらせて二飛。5番外崎修太内野手(29)は130キロのスライダーで一邪飛に打ち取り、ピンチをしのいで笑顔を見せた。

6回も続投した吉田は、1死から今度は大卒ルーキー古賀悠斗捕手(22)に146キロ直球を右中間にはじき返されて二塁打を浴びた。再びピンチを背負ったが、後続を落ち着いて打ち取って2イニング連続で無失点投球となった。

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