巨人が今季2度目の完封負けで交流戦前最終戦を落とした。最下位阪神を前に投打がかみ合わずに2連敗で負け越した。先発としては中6日、中継ぎ登板から中4日の高橋優貴投手(25)が1回2/3、3安打4失点で降板。2回に連続四球と犠打で1死二、三塁とされると、投手伊藤将への痛恨の四球で満塁。自ら背負ったピンチで4点を献上した。

1勝4敗と復調の兆しが見えない左腕に原監督は「(高橋)優貴は悪くないよ。やっぱり優貴に投げてもらった私の責任よ。それで終わろう」と言った。打線は8回まで連打なく散発6安打無得点。9回は吉川、岡本和の連打も決定打を欠き「これだけファンに集まってもらってね。もう少しドキドキさせるゲームをしないといけませんね」と奮起を促した。

開幕から主力の離脱もありながら、ここまで28勝21敗の貯金7で2位につける。指揮官は「通過点の中でね。少しでも貯金が出来たというのは悪い材料ではない」とも付け加えた。

▽巨人高橋(中継ぎ登板から中4日で先発も1回2/3、4失点)「早くマウンドを降りてしまいチームに申し訳ないです」

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