東農大北海道が最終戦で函館大を1-0で下し9勝目を挙げ、3季連続33度目の優勝を飾った。

先発の石沢大和(3年=網走南ケ丘)が6回、7回から2番手林虹太(4年=佐久長聖)、9回は伊藤茉央(4年=喜多方)と、3投手で完封リレー。三垣勝巳監督(41)は「投手の無失点も大きいが、周りの野手がよく守った」と振り返った。同大は2年連続で全日本大学選手権(6月6日開幕、神宮ほか)出場権を獲得。組み合わせは既に決まっており、6月7日に神宮で宮崎産業経営大(九州地区南部)と初戦を行う。昨年は初戦突破も準々決勝でコールド負けを喫しており、同監督は「全国でもまずは守備から。点を取られだしたときにどこまで粘れるか」とテーマを掲げた。

◆表彰選手 ▽最高殊勲選手 吉井嵐将(東農大北海道4年)▽最優秀投手 石沢大和(東農大北海道3年)▽優秀選手 春原広陽(函館大4年)高橋飛雅(北洋大4年)▽優秀投手 村田澪斗(函館大4年)▽首位打者 富田康太(旭川大3年)▽新人賞 倉谷快誓(函館大1年)

◆ベストナイン ▽投手 石沢▽捕手 中田左助(旭川大4年)▽一塁手 成田登夢(北洋大4年)▽二塁手 春原▽三塁手 大沢拓馬(旭川大3年)▽遊撃手 富田▽外野手 倉谷、西田健人(函館大4年)佐々木涼太(旭川大4年)▽指名打者 清水祐望(東農大北海道2年)