日本ハム新庄剛志監督(50)が試合前、1軍初昇格となったルーキー上川畑大悟内野手(25)を「今日は2番に上川畑君」と、2番で即スタメン起用することを明言した。

上川畑は春季キャンプでは1軍の「BIG組」スタートも、序盤に右膝外傷性骨挫傷の治療のため離脱していた。NTT東日本時代の昨年11月の試合で、自打球が当たった部位で、リハビリ生活を経て4月30日に2軍戦で実戦復帰。イースタン・リーグでは10試合出場で打率3割2分4厘(34打数11安打)をマークしていた。

BIGBOSSは「足を故障して(実戦復帰から10試合)、向こう(2軍)は『もう少し様子を見たい』と言っていたが、いやいやいや『こっちで様子見る!』ということで昇格させた」と説明。「1軍の方が気合も入るだろうし。それを乗り越えた時に意外とやれたりするもの。2軍で(故障箇所を)気にしながらやってたら、レベルがポンッと上がらない。そういうところをちょっと利用して…じゃないけど。俺は、そういう風にやってきたよ」と、自身の経験も踏まえながら上川畑のプロ初出場での躍動に期待した。

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