23歳の誕生日を迎えた日本ハム清宮幸太郎内野手が同点の9回に勝ち越し適時打を放った。

1死一、三塁の好機で初球を中前へはじき返し、ガッツポーズを見せた。

この日は「3番一塁」でスタメン出場し、4回のバースデー安打も得点につながった。4回先頭で中越え二塁打を放って出塁。続く4番野村佑希内野手(21)が放った右翼への打球は、ヤクルト山崎が目測を誤ってラッキーな二塁打となった。清宮は三塁へ進み、5番万波中正外野手(22)の犠飛でチーム2点目のホームを踏んだ。

この日の清宮はグラウンド入りした新庄剛志監督(50)から打撃フォームなどの“バースデーチェック”も受けるシーンも。試合前練習ではいつも通り、稲葉篤紀GM(49)から指導を受けた。さらに試合直前にはヤクルトのマスコット「つば九郎」からも、お祝いされた。バースデープレゼントとして打撃フォームをモノマネされた。

過去4年の5月25日の試合では、1、2軍を通じてバースデーアーチはない。ただ、1年目と2年目は適時打を放って打点を挙げている。プロ入り後の誕生日での成績は以下の通り。

◇18年 西武戦(メットライフドーム)に「7番左翼」でスタメン出場し、4打数2安打1打点。

◇19年 西武戦(メットライフドーム)に「7番DH」でフル出場し、4打数1安打2打点。

◇20年 コロナ禍のため、試合なし。

◇21年 試合なし(2軍)。