右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で離脱中の巨人坂本勇人内野手(33)が25日ぶりに実戦復帰した。25日、ジャイアンツ球場で行われた3軍のプロ・アマ交流戦のテイエステック戦に「3番DH」で出場。2打数無安打にも「1歩前進したことは良かった」と語った。

右膝は打撃には支障がないところまで回復しつつある一方で守備は「1軍ショートで動けるまではもう少しかかる。5、6割ではチームに迷惑をかけてしまう」という状態。守備で試合に出るめどを聞かれ「打席に立ったから次、守備復帰という感じではない」とし、1軍復帰は「中途半端にせず自分の中でいける状況になってから」と語った。

原監督はファームの実戦で守備につくことが昇格の1つの目安としたうえで「デイ・バイ・デイでしょう。焦ることなく本人が考えてやってくれている」と語った。坂本は4月30日の阪神戦(東京ドーム)の守備で負傷し、1日に出場選手登録を抹消された。

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