「雨柳さん」あらため「風柳さん」誕生!? 中7日で先発した青柳晃洋投手(28)が8回2/3を投げ2失点(自責0)、プロ最多133球の熱投でハーラートップタイ5勝目を挙げた。規定投球回に再び乗り、防御率1・13でセ・リーグトップに返り咲いた。

強風吹き荒れるスタジアムにも、青柳はぶれなかった。いつもと変わらずツーシーム、スライダーを低めに集め凡打の山を築いた。四球と安打で作った8回表無死一、二塁のピンチも荻野を遊飛、角中、マーティンは連続で空振り三振に仕留めた。9回に2失点し完封は逃したものの、マウンドを降りる際には大きな拍手が球場に響いた。

ロッテ戦は過去2戦2敗。ともにこの日と同じ敵地ZOZOマリンでの登板だった。3年ぶりの対戦で「三度目の正直」となる白星を挙げた。

ヒーローインタビューでの青柳の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-交流戦初の連勝を呼んだ

「昨日ウィルクがあれだけいいピッチングをしたんで、絶対負けるわけにはいかないと思って、ウィルクよりもいいピッチングをしようと思ってマウンドに上がりました」

 

-中7日のマウンド

「前回とか6回で降りていますし、中7日いただいたので、完投したかったんですけど、めちゃくちゃ悔しいです」

 

-走者背負っても安定

「前半に野手の方々が点を取ってくれたので、1点取られてもいいくらいの気持ちで投げることができました」

 

-5勝目はハーラートップタイ。出遅れた中でこの数字

「勝ちがつくってことはチームが勝っているってことなんで、すごくうれしいですし、去年よりもいい成績をって掲げてきているので、去年よりも勝てるように頑張りたいと思います」

 

-来週の登板へ

「今日は完投できなかったので、次は完投完封できるように頑張りたいと思います」

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