阪神先発の伊藤将司投手(26)は、地元千葉での凱旋(がいせん)登板を6回9安打3失点で終えた。

前回22日巨人戦(甲子園)でプロ初完封勝利を挙げており、父正宏さん(52)ら家族や知人も観戦に訪れた一戦。2回に高部に適時打を浴び1点、3回にはレアードに2点適時二塁打を浴び2点を失った。ただ、5回まで毎回安打を許すも、要所で粘りクオリティースタート(6回以上自責3以内)をマーク。最低限の仕事を果たした。

伊藤将は千葉・山武郡横芝光町出身。国際武道大時代もZOZOマリンで登板経験があり、慣れ親しんだ地元で、粘りの投球を続けた。

【ニッカン式スコア】29日のロッテ-阪神戦詳細スコア