阪神がロッテに敗れ、連勝が「2」で止まった。勝利すれば今季初の勝率4割突破、ヤクルトに並び交流戦首位に躍り出ていたところだったが、ロッテ投手陣を打ち崩せず。ヤクルトが敗れたため、最短で31日に自力V消滅となる崖っぷちの危機は変わらない。

無死満塁で無得点に終わった初回が痛すぎた。1番近本、2番中野、3番大山で絶好機を作ったが、4番佐藤輝は空振り三振。今季初スタメンの5番原口は捕邪飛、6番糸原は中飛で無得点。ロッテ先発ロメロの立ち上がりを崩しきれず、6回7奪三振無失点の好投を許した。

8回にはそれまで3打数無安打2三振に倒れていた佐藤輝が、ゲレーロから12号2ラン。主砲の意地の一撃で1点差に迫ったが、あと1歩届かなかった。

先発伊藤将は6回3失点。地元千葉での凱旋(がいせん)登板で、父正宏さんら家族や知人も観戦に訪れたが、勝利を挙げることはできなかった。

これで日曜日の連勝は「5」でストップ。デーゲームの連勝も「6」で止まった。借金は12、交流戦成績も3勝3敗の五分となった。

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