甲子園で公式戦初先発となった日本ハム吉田輝星投手(21)が、絶好調の阪神大山悠輔内野手(27)にリベンジ弾を食らって3回7安打4失点で降板した。

大山には、初回はフルカウントから135キロのフォークで空振り三振を奪っていたが、3回2死一、三塁ではカウント1-1から内角高めを突いた142キロ直球を捉えられて、13号3ランを左翼席へ運ばれた。

吉田は球団を通じて「毎回のようにピンチを背負ってしまいましたが、初回、2回のピンチはしっかりと防ぐことができました。3回、佐藤輝明選手に対してボールが甘く入ってしまったことが悔やまれます。もう少し変化球も混ぜて、攻められればよかったのかなと思います。久々の甲子園で、もっと良い投球をしたかったです」と、悔しさをにじませた。

2回まで安打を浴びながらも無失点だったが、3回は佐藤輝明内野手(23)に145キロの直球を捉えられて右前へ先制打を浴びるなど一挙4失点。復活を示唆していた「侍ポーズ」も封印して臨んだ聖地での登板は、悔しい形で幕を閉じた。

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