DeNA斎藤俊介ファームサブマネジャー(28)が、ファームのトピックや選手情報などを紹介する「DOCKリポート~斎藤です~」。第5回は、今永昇太投手(28)にトレーニング器具を紹介した4年目の宮城滝太投手(21)が登場。5月24日が19歳の誕生日だったルーキー東出直也捕手の“誕生日祝い”の様子もお届けします。

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この間、宮城が右肩に何かを装着しながらキャッチボールしていたので、「それは何?」と聞くと、「今永さんより僕が先に使ってたんですよー」って声を荒らげて、アピールされました(笑い)

「キネティックアーム」と言われるもので、投球フォームを矯正するために使ってるみたいですが、今永がつけているのが新聞やネットで話題になっていて、「何で僕を取り上げてくれないんですか?」と言っていたので、この場で紹介させてもらいました(笑い)

心が温まる出来事もありました。海外では、試合後にピザなどを振る舞うことがあるようで、クリスキーがナイター終わりに選手、スタッフにピザをデリバリーしてくれたんです。試合後の選手たちはおなかがすいているので、みんなうれしそうに食べていました。

ちょうど、その日は東出の19歳の誕生日だったのでミニケーキもプレゼントしていて、東出もすごく喜んでいました。クリスキーからは「スタッフのみなさんも食べてね」って声を掛けてもらったので、自分も急ピッチで作業をしたんですけど、食べに行ったら、誰かが残したと思われる耳の部分しか残ってなかったです…(笑い)(DeNAファームサブマネジャー)

 

◆斎藤俊介(さいとう・しゅんすけ)1994年(平6)1月7日、千葉・佐倉市生まれ。成田、立大、JX-ENEOS(現ENEOS)を経て、17年ドラフト4位でDeNAに入団。2年目に1軍で16試合に登板した。通算0勝1敗、防御率5・76。昨季限りで現役を引退し、今季からファームサブマネジャーに就任した。練習では打撃投手も務め、球団公式モバイルサイトでブログを執筆するなど、業務は多岐にわたる。