阪神佐藤輝明内野手(23)が、ソフトバンク先発石川柊太投手(30)と通算4度目のモノノフ(ももいろクローバーZファンの愛称)対決に臨み、プロ最長をさらに更新する10試合連続を決めた。

4回1死の第2打席。外角139キロフォークを引っ張り、右前打とした。

第1打席は2回。2球で追い込まれると、カウント2-2から148キロ直球で左飛に仕留められた。直球と石川の代名詞「パワーカーブ」の2球種を投げ込まれ、石川に軍配が上がっていた。

2人は19年12月、近大3年生だった佐藤輝が大阪城ホールでのライブ会場で偶然石川の姿を見つけ、あいさつしたきっかけで交流が始まった。

佐藤輝はイメージカラーが紫の高城れに、石川はピンクの佐々木彩夏が「推しメン」。初対戦となった21年3月5日オープン戦では佐藤輝が本塁打。昨季交流戦では2安打、今季オープン戦でも1安打と対戦全試合で佐藤輝が安打を放っている。

今試合前までの対戦成績はオープン戦、交流戦合わせ3試合で7打数4安打、2打点、1本塁打と圧倒していた。