23年開業の日本ハム新球場「エスコンフィールド北海道」(北広島市)の開閉式の可動屋根が9日、初めて完全に閉められた。

可動可能な全長130メートル部分は、先月から閉める作業は行われてきた。この日は午前8時半から約40人の作業員によって、残り58メートルを4回に分けて作業が進められた。約8時間後の午後4時25分に完全に閉じられた。9月には約25分で閉められるよう調整を進めていくという。設計・施工を担う大林組の竹中秀文所長(59)は「基礎工事からやってきて、この日を夢見ていた」と感慨深げだった。

また、新庄剛志監督(50)が天井からグラウンドに降り立とうとしていることに、竹中所長は「設備が整えば可能」と説明。グラウンドからの最長部は70メートル以上あるといい「恐怖しかない。私はやりません」と苦笑いだった。

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