広島菊池涼介内野手(32)が2号ソロを放ち、チームの連続試合本塁打なしを「15」で止めた。球団ワースト記録の16試合(54年)にあと1試合に迫っていたが、土壇場で負の記録更新は免れた。

3-3の5回2死から西武先発高橋光成投手(25)のカーブを強振し、左翼スタンドに運んだ。自身、3月26日DeNA戦(横浜)で放ったチーム1号以来の本塁打。「祐輔(野村)が頑張って投げているので、良い追加点になって良かったです」。20年9月30日巨人戦以来、618日ぶり白星を目指す先発右腕に貴重な勝ち越し点を与えた。

チームとしては5月22日に堂林翔太内野手(30)が放って以来、16試合ぶりの本塁打となった。

交流戦ではチーム初本塁打。交流戦の本塁打最少記録は16年阪神の3本。

▼セ・リーグで15試合以上本塁打が出なかったのは、ワースト3位タイ。リーグ最長は52年松竹の18試合。広島では54年に記録した球団ワーストの16試合にあと1試合に迫っていた。

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