阪神がついに開幕からの最下位を脱出した! 「日本生命セ・パ交流戦」のオリックス戦。佐藤輝明内野手(23)が0-2の8回にエース山本に適時三塁打を見舞った。4試合、19打席ぶりの安打に続き、捕逸の間に同点のホーム。延長11回は先頭で左前打を放ち、後を託した代走・熊谷敬宥内野手(26)の神走塁で勝ち越しと、全3得点に絡んだ。試合前にヤクルトの交流戦優勝が決定。ただ、リーグ戦は中日と入れ替わり、5位に浮上した。

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▼阪神は開幕64試合目にして、セ・リーグ最下位を脱出した。中日を抜いて5位に浮上。開幕9連敗をはじめ低迷が続いていたが、6月に入って8勝2敗と好調を維持。同月に3勝7敗という中日の不調にも助けられた。

▼阪神は交流戦の2位を決めた。05年の交流戦導入後チーム最高成績タイで、08年、21年に次いで3度目。

▼阪神は今季の延長戦7試合目にして初勝利。延長イニングでは、4月6日DeNA戦10回から連続13イニング無得点が続いていたが、ようやくストップした。

▼阪神がオリックスとの関西ダービーに勝ち越したのは、17年の○●○以来4年ぶり。同一年に連勝したのは、12年5月23日(京セラドーム大阪)6月8日(甲子園)以来、10年ぶり。2日連続勝利となると、09年6月5、6日(甲子園)以来、13年ぶりだ。京セラドーム大阪での2日連続勝利は、交流戦初年度の05年6月8、9日以来、17年ぶり。当時の球場名は大阪ドームだった。

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