日本ハム清宮幸太郎内野手(23)が、腹痛を訴えて30試合ぶりに欠場した。試合前練習のウオーミングアップには参加したが、その後の打撃練習などは行っていなかった。試合後に新庄剛志監督(50)は「なんか、おなか痛~いって。(病院も)行った」と、明かした。清宮は試合前に福岡市内の病院で検査を受けて「胃腸炎」と診断された。

この日はチームとともに球場入りしたが、その前から腹痛の気配があったという。新庄監督も「ちょっと、おなか痛い痛いということを聞いていたので、頭には(今日の一塁守備は)浅間くんというのは入っていた。で、(球場に)来たら、そうだったから、すぐに病院行かせたらって。で、もう来させなくていいって、こっち(球場)に」と、ベンチ入りメンバーに入っていたが、宿舎で安静にさせたという。

この日の清宮はグラウンドに出ると、母校・早実の大先輩であるソフトバンク王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー(82)にあいさつに出向いていた。その後、アップに参加した後にベンチ裏へ引き揚げ、病院に向かっていた。

試合を欠場するのは、試合前の走塁練習中にフリー打撃の打球が右ふくらはぎ付近に直撃した5月14日ソフトバンク戦(札幌ドーム)以来となった。25日以降の試合出場について、様子を見てからかと問われた新庄監督は「まだ、そこまでの選手じゃないから。ベンチにいる選手、たくさんいるんで、そんな無理して(試合に出る)ということもない」と、話した。

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