阪神、ロッテで活躍した日刊スポーツ評論家の鳥谷敬氏(40)が25日、アリオ八尾でトークショーに参加した。

約1000人の観客が見守る中、20年から2年間在籍したロッテ時代も振り返り、今季完全試合を達成するなど覚醒した佐々木朗についても笑顔で語った。

「いずれそういう選手になることは、入った時から分かっていた。一緒にやっていたメンバーからすれば、想像通りの活躍だと思います」と力を込めた。

今でも佐々木朗がプロで初めてシート打撃に登板した際の衝撃が忘れられないという。

「158キロを柵越えされたら、ちょっと力を入れて163、164キロを投げるんです。最初は少し力を加減して投げてみたり、いろいろ考えられる選手なんだな、と」

荻野との仲の良さもほほ笑ましく紹介。先輩として「令和の怪物」のさらなる進化を願っていた。