広島の自力優勝が消滅した。ヤクルトに16安打3本塁打を許し、敗戦。これで今季のヤクルト戦成績は1勝9敗1分け。4月13日に勝利したのを最後に1分けを挟んで8連敗となった。

佐々岡真司監督(54)は試合後、「まだ70近く試合がある。(自力優勝消滅という)数字というよりも、やっていくしかない」と必死で前を向いた。

佐々岡監督の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇ 

-先発遠藤は6回2失点。先発として役目は果たした

4回、(山田のソロ)ホームランと(犠飛で)2点は取られましたけど6回まで粘り強く投げたと思います。

-村上を止めないとしんどい試合が続く

バッテリー間とスコアラーと、策は練ってるんでしょうけど、結果打たれたらそれは(配球の)読みの方なのか、甘い球なのか。作戦通り投げてるのかを把握して。

-ヤクルトに8連敗。まず一つ勝ちたい

去年からずっとやられっぱなしで、今年も勝っていない。選手も悔しいと思います。バッテリー間で後半、打たれる、走られる、そういうところはしっかりバッテリーでいろいろ考えないと、やっぱり今のヤクルトにはなかなか立ち向かっていけないと思います。

-中継ぎ投手が手薄だが、2点ビハインドの8回に菊池保の選択の理由は

ビハインドで、ビハインドの投手で頑張ってもらわないといけない。勝ち(パターン)の投手をつぎ込めるかといえば、何でもかんでも、つぎこんだら、疲弊してしまう。今の役割でそこは。ビハインドで勝ちを持っていけるのか、毎回毎回投げたら、連投になる。(ビハインドが)役割の投手はそこで投げないと。結果出ないなら交代させられる。1軍で結果残さないと。

-2軍の投手はほかにはいませんか

(2軍からの)推薦は菊池(保)だった。推薦というところ。また考える。結果は結果として。残らなかったら変えていく。

-自力優勝が消滅した

まだ6月というところだが、これだけ負けが続くとそうなる。まだ70近く試合がある、数字というよりも、そこはやっていくしかない。

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