第30回ハーレム・ベースボール・ウイーク(8~15日・オランダ)に出場する大学日本代表の直前合宿が1日、神奈川・平塚のバッティングパレス相石ひらつかで始まった。

シートノックを行い、バントシフトを確認。打撃練習の合間には、スイングスピードと打球速度の測定が行われた。

打球速度は、大学日本代表の慶大・広瀬隆太内野手(3年=慶応)が、プロ超級の162キロをたたき出した。早大・蛭間拓哉外野手(4年=浦和学院)らが見守る前で、声を出しながらフルスイング。野手15人に、二刀流の日体大・矢沢宏太投手(4年=藤嶺藤沢)を加えた16人中でトップに立った。「リーグ戦でも打球速度は速かったので自信はあった。(1位は)意外でした。よかったです」と笑顔を見せた。

初めての日の丸を背負い「夢見ていたユニホームで、まだ違和感しかないです」。メンバーはほとんど4年生で、3年生は5人、2年生は2人。それでも「元々、遠慮するタイプではないので。学年は気にしていません」とレギュラーを狙う。

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