阪神新外国人のアデルリン・ロドリゲス内野手(30)が12日、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。8日に来日していた。

マイナー通算215本塁打の右の長距離砲。青いシャツに紺色のスーツを身にまとい、会見場に現れた新助っ人は「阪神が今年日本に戻ってくるチャンスをくれたので、そこに非常に感謝しています。全力を尽くして頑張りたいと思います」と抱負を口にした。

20年はオリックスに所属しており、阪神のイメージについて「(オリックス時代に)スアレス選手、ガルシア選手、マルテ選手とマンションが一緒ってこともあったので、たくさん話をしましたし、すごくファンが熱心だって話を聞いていたので、その中で自分も活躍できることはすごくうれしく思います」と話した。

首脳陣は2軍での実戦で起用法を見極める考えで、今月中旬の実戦デビューを経て、同下旬の球宴前の1軍昇格を目指す。今後に向けて「どこのチームにいても1勝を目指してやってきたので、それは変わらずに突き進みたい。まず1個ずつだと思うので、クライマックス(シリーズ)にしっかりと進出して、そこから優勝を勝ち取りたいと思います」と意気込んだ。

◆アデルリン・ロドリゲス 1991年11月18日、ドミニカ共和国生まれ。セントロ・エデュカティボ・ロス・パルマレス高を経て、08年にメッツと契約。マリナーズ、オリオールズ、パドレスなどのマイナーを経て20年はオリックスでプレー。21年はタイガース、今季はパドレスのマイナーに所属。マイナー通算1219試合に出場、1253安打、215本塁打、839打点、打率2割7分1厘。192センチ、95キロ。右投げ右打ち。

◆阪神ロドリゲス合流後の予想オーダー◆

<1>(遊)中野

<2>(右)島田

<3>(中)近本

<4>(三)佐藤輝

<5>(左)大山

<6>(一)ロドリゲス

<7>(二)糸原

<8>(捕)梅野or坂本

<9>(投)

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