阪神が逆転勝ちで2カード連続の勝ち越しを決めた。初回に飛び出した佐藤輝明内野手(23)の2点適時打が決勝点になった。

聖地甲子園に詰めかけた今季最多4万2601人の観客も大興奮。「ウル虎の夏」6連戦は4勝2敗で16年以来の勝ち越しだ。試合後、矢野燿大監督(53)は大山悠輔内野手(27)を18日からの広島遠征で1軍合流させると明言した。

-久々の登板のガンケルの印象は

「いやもう、申し分ないですね。初回はちょっと自分のミスがありましたけど、テンポもよく、球数も少なく、八回までいってくれたので。よかったです」

-8回一死満塁のピンチも粘り強かった

「最後の最後にね、より集中力を高めて、丁寧に、丁寧にね、投げるっていう姿がみえていたんで。嫌なバッターでしたけどね、最後の大島も嫌なバッターですけど、丁寧に投げてくれました」

-3連投の岩崎も見事な内容

「いつも落ち着いて、淡々とっていう風に見えるかもしれないですけど、気持ちのなかで向かっていくっていうのが優のいいところ。どんな状況でも冷静に、熱く投げてくれています」

-佐藤輝明の逆転打

「最近、チャンスで打てていなかったですし、本人も気持ち良く打席に立つ感じではなかったんで。そういうところでは、1打席目のチャンスで打てたというのが後の打席にもつながったと思います。明日以降もより気持ちが向かって行く、輝らしい打撃ができるんじゃないかと思います」

-3点目はタイガースらしい重盗で

「いけるところはいく野球をしていますし、そういう意識を高く持っていってくれればああいうチャンスも生まれてくると思う。チャンスがあれば行きます」

-大山がファームで試合に出場。

「悠輔としゃべって、出た感じで相談しようかと話していたんだけど、出て大丈夫ということなんで、明日から連れて行きます」

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