ロッテ井口資仁監督(47)は18日、ソフトバンク戦(ZOZOマリン)後に代表取材に応じ、佐々木朗希投手(20)に前半戦の残り5試合のうちは登板予定がないことを明かした。「思いのほかちょっと、マメの治りが良くない」と説明した。ファン投票で選出されている26日からのオールスターで実戦復帰する見込みだ。

佐々木朗は1日の楽天戦(ZOZOマリン)で先発し、4回まで10奪三振の快投を見せるも、右手中指のマメがつぶれたため、2日に出場選手登録を抹消となっていた。12日にはブルペン投球を開始したものの、残り5試合となったペナントレース前半戦での先発は見送られることになった。井口監督は「(試合で)投げるのは投げられると思います。ただ、先発として長いイニングというところは今の現状でどうなのか」とも説明した。

プロ3年目の今季はここまで13試合に登板し、6勝1敗、防御率1・48。4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)では完全試合を達成した。直球の最速は岩手・大船渡高時代に投げた163キロを上回る164キロをマークしている。

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