西武がソフトバンクに勝利し、7月18日以来の首位に浮上した。試合前時点でゲーム差0.5で追っていたソフトバンクとの首位攻防3連戦。その第1ラウンドを制した。

頼りになったのは、やっぱり山川穂高内野手(30)だった。1回に先制打をマーク。そして2-2の同点で迎えた4回2死一、二塁では、千賀のカットボールを完璧に捉え、勝ち越しの30号3ランを左翼席に運んだ。リーグ一番乗りとなる30号を最高の場面でたたき込んだ。

山川だけでなく、打線全体で難敵千賀を攻略した。5回までに、10三振を喫した一方で8安打。112球を投じさせ、5回で5点を奪い、マウンドから降ろした。

投げては、先発今井が6回まで124球、6四球と制球には苦しみながらも、2失点にまとめて試合を作った。7回以降は継投でソフトバンクの反撃をしのいだ。

【関連記事】西武ニュース一覧>>