首位ヤクルトが2位阪神に完封負けを喫し、優勝マジックが消滅した。エース小川が4回7安打4失点で5敗目。「後半戦の大事な初戦を任せてもらってチームに勢いをつけるような投球ができず、チームに申し訳ないです」と悔やんだ。

打線も阪神西勇の前に7回まで散発4安打。リリーフ陣も崩せず、三塁も踏めぬ完敗。高津監督も「球が低いのでなかなか打球が上がらなくて。ゴロアウトを積み重ねられたのは、向こうの投球が上だったのかな」と振り返った。

それでも光明もある。コロナ禍に苦しんだ7月だったが、この日から中継ぎの清水と田口が出場選手登録され、野手では青木も登録。指揮官は「メンバーがそろいつつあるのはいいことだと思いますけど、まだ万全ではないので。状態を見ながらの起用にはなると思います」。戦力の整いつつある燕ファミリーが、後半戦も底力を見せていく。

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