阪神佐藤輝明内野手(23)が、汚名返上の同点適時打を放った。

1点ビハインドの6回1死二塁。左腕メルセデスから左前へタイムリーを放った。島田海吏外野手(26)の無駄のないベースランニングも光り、二塁から迷わずホームに生還。試合を振り出しに戻した。

佐藤輝は「同点のチャンスだったので、なんとしてもという思いで、食らいつきました。島田さんがよく走ってくれました。ありがとうなぎ」と先輩に感謝した。

佐藤輝は4回裏、三本間での挟殺プレーで梅野隆太郎捕手(31)の送球を捕球できず、同点、さらには逆転に結びつく失策を犯していた。

打席では3回表2死一、二塁の第2打席で空振り三振に倒れていた。

攻守に精彩を欠いていたが、ここぞの場面で4番の仕事を果たした。

【ニッカン式スコア】2日の巨人-阪神戦詳細スコア