西武は3試合連続サヨナラ勝利とはならなかった。

山川穂高内野手(30)の32号ソロによる1点リードで継投策に入った8回、18試合連続無失点中だった水上由伸投手(24)が、痛恨の逆転2ランを浴びた。9回の攻撃では、先頭山川が二塁打で無死二塁のチャンスを作ったが、後続にあと1本が出ず。連勝が4でストップした。辻発彦監督(63)は「我々は何も言えないよね。みんなそう思っている。ここまでずっと抑えてきたピッチャー(水上)が、こういう日もあるだろうし。2点目が取れなかったのが(敗因)」と、盤石の救援陣への信頼は揺るがなかった。

○…下手投げの与座が7回無失点と好投した。高めに浮き上がる軌道と、90キロ台のカーブなど緩急を使い、ロッテ打線を翻弄(ほんろう)。前回登板のソフトバンク戦でプロ初完封勝利を挙げたいい流れを、そのまま生かした。リリーフ陣が逆転され9勝目こそ逃したが、19回連続無失点を継続。与座は「打者の反応を見ながら、うまく変化球でタイミングを外すこともできました」と手応えを語った。

【関連記事】西武ニュース一覧>>