ロッテ佐々木朗希投手(20)は6回5安打3失点(自責2)で降板し、7勝目はつかめなかった。91球、直球の最速は160キロだった。

中6日の先発マウンド。ソフトバンク東浜との「完全試合VSノーヒッター」の投げ合いとなった。

1回は11球で3者凡退の立ち上がり。直球でソフトバンク周東を中飛、今宮を三ゴロに仕留め、牧原はフォークで空振り三振に仕留めた。

2回、先頭の柳田にスライダーを右翼席へ運ばれた。1死後に2連打で1死二、三塁とすると、投前へのスクイズを後逸。自らの失策(記録は犠打と失策)で2点目を失った。なおも1死一、三塁からスクイズを成功され、この回だけで被安打4、3失点。直球は160キロを計測した。

3回は持ち直して中軸を3人切り。牧原を158キロ見逃しで3球三振とし、前の打席で本塁打された柳田にはフォークで二ゴロを打たせた。デスパイネからはフルカウントの7球目、外角低め158キロでこの日3つめの三振を奪った。

4回は2死から川瀬に中前打されたが、続く甲斐を4連続直球後のフォークで見逃し三振に仕留めた。この甲斐から6回1死の柳田まで、5者連続三振をマーク。周東はフォークで、今宮、牧原、柳田は直球で空を切らせた。

6回は3者凡退締め。デスパイネを三ゴロに打ち取った後、最後に中村晃を159キロで空振り三振として、奪三振を今季7度目の2ケタに乗せた。

2点ビハインドのまま、この回限りで降板した。佐々木朗は「失点した2回だけ単調なフォーム、単調なボールになり、そこが打たれた原因だと思います。その後はしっかり修正できて、いい形で投げることができました」と振り返った。

ロッテ佐々木朗希-ソフトバンク東浜巨/ライブ速報中