巨人にまた1人、新しい若武者が誕生した。4年目の直江大輔投手(22)がテンポのいい投球で好投。マメができた影響で6回88球で降板となったが、3安打1四球無失点でプロ初勝利を挙げた。今季のプロ初勝利は7人目で、球団初、プロ野球タイ記録となった。

打線は初回無死一塁から2番重信慎之介外野手(29)がバスターエンドランで左翼線に先制の適時二塁打。1死三塁からは「第91代4番」中田翔内野手(33)が左前適時打で2点目を奪った。4回にはグレゴリー・ポランコ外野手(30)と大城卓三捕手(29)のソロで2点を加えた。

試合後、原辰徳監督(64)の主な一問一答は以下の通り。

 

-直江がプロ初勝利

「今日は非常に良かったと思います。ボールも走っていましたし、制球力も非常に良かったし、いいきっかけになってくれるとね」

-6回をしっかりと投げきった

「3者凡退も多かったしね、フォアボールも無駄なっていうのはなかったしね。うちの若い投手の、期待の1人ですから、堀田も今日の直江のピッチングを見てね、ともに育ってくれるといいなと思いますね」

-直江は88球だったが6回で降板して継投に

「なんかね、ちょっとマメができたらしいんだよね。もう1回ぐらいいけたと思うんですけどね、ただ、今日フォームが良かったんでしょう、ふっふっふっ。だから、いつも投げ込んでいるのとはまた違うところにできたというところにね、未来というものがまだまだあるぜという風に思いたいですね」

-最初の好機で重信がバスターエンドランを決めた

「非常に力はもっている選手だと思うのでね、もう少し、なんというかずうずうしくというかね、おれが決めるというぐらいの気持ちでプレーしてもらえたらなと思いますね」

-6番岡本和も復調の兆しをつかみたいと必死の毎日だと思うが

「もがくしかないわけですから、我々アスリートは常に、打とうが、打たまいが(打席が)毎回来るわけですから、それに立ち向かっていくと。できることはしっかりもがくという中でね、光明はさすと思います」

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