阪神打撃が深刻だ。3回まで「0」が続き、連続無得点が今季最長を更新する29イニングになってしまった。

初回1死、山本泰寛内野手(28)が中日橋本から左前打を放ち出塁。しかし、3番に座ったメル・ロハス・ジュニア外野手(32)が遊併殺打で先制点とはならなかった。2回も佐藤輝明内野手(23)が四球を選んで出塁したが、続くアデルリン・ロドリゲス外野手(30)が三併殺打でチャンスを逃し2死に。続く糸原が死球で出塁したが、この日昇格した井上広大外野手(21)が空振り三振とし無得点に終わった。

2点を追う3回には、1死からガンケルが中前打で出塁。続く島田も中前打を放ち、1死一、二塁と反撃のチャンスが巡ってきたが、山本がこの日チーム3本目となる併殺打(三ゴロ)で電光掲示板に「0」を並べた。

チームは5連敗中。前試合で今季21度目の完封負けを喫しており、阪神先発のガンケルを早く援護したいところだ。

【ニッカン式スコア】14日の阪神-中日戦詳細スコア