新型コロナウイルスに感染していた阪神大山悠輔内野手(27)、中野拓夢内野手(26)、北條史也内野手(28)の3選手が、1軍本体に合流した。この日のヤクルト戦前の試合前練習に姿を現した。ただ、3選手とも出場選手登録はされなかった。

大山と北條は今月5日、中野は同9日に陽性判定を受け、それぞれ判明日に出場選手登録を抹消されていた。

3選手ともにフリー打撃を実施。大山はバックスクリーンに2発たたき込むなど、27スイング中柵越え6本、安打性11本とブランクを感じさせなかった。中野は24スイング中で安打性8本、北條は26スイング中で安打性10本だった。

その後は大山が三塁、一塁、左翼で、北條が三塁、中野が遊撃の守備につき、ゴロ捕球を行うなどして体を動かした。中野と北條は走塁練習、大山は最後におかわりでティー打撃を実施し、復帰へ備えた。

チームは主力選手にコロナ感染が相次ぎ、6連敗中と再び失速していた。

以下、球団広報を通じた3選手のコメント。

 

大山 「今、自分にできることをしっかりやって、1日でも早くチームの力になれるように頑張ります」

 

中野 「まずはしっかり動くことができて良かったですし、焦ってけがだけはしないように気をつけながら、少しでも早く状態を戻して1軍でプレーできるように頑張ります」

 

北條 「とにかく1日でも早く復帰できるように、やれることをしっかりやっていきます」

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