阪神青柳晃洋投手(28)がまさかまさか、今季最短4回4安打4失点(自責3)で降板した。

自身9連勝中だった右腕は、0-0の2回に先頭村上に四球で出塁を許すと、続く宮本の一塁線へ転がった犠打を一塁へ悪送球。さらに中村の犠打を一塁手ロドリゲスが猛チャージで三塁送球もセーフ。満塁のピンチから丸山和の遊ゴロの間に先制点を献上した。なお、1死一、三塁から長岡に右前適時打を浴びてリードを広げられた。3回にも村上にタイムリーを浴びるなど、本来の安定感はなく5回の打席で代打を送られた。

青柳はこの試合まで今季ヤクルト戦は2戦2勝、防御率0・00。このカードの失点は昨年9月14日(神宮)が最後で、同試合の5回からシーズンをまたいで26イニング連続無失点中だったが、28イニングぶりの失点。チームは青柳の悪送球で10試合連続失策となってしまった。

青柳は「自分のエラーから失点してしまい、チームに申し訳ないですし、早いイニングで降板してしまったので、中継ぎ投手に負担をかけることになって、申し訳ないです」とコメントした。

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