ヤクルトは大敗で連勝が3で止まった。先発サイスニードは3回に阪神ロハスに先制8号3ランを献上するなど5回4失点で5敗目。打線は5回に3連打で2点を返したが、その後の好機を生かせず。7回には3番手の今野が2死無走者から阪神打線につかまって5失点するなど精彩を欠いた。この日も勝利した2位DeNAとは6ゲーム差に縮められた。

高津臣吾監督(53)の主な一問一答は以下の通り。

-先発サイスニードについて

(3回は)9番に打たれて、2番にフォアボールでつながれて、ワンスイングで…昨日の逆じゃないけど、3点取られたわけですからね。やっぱり全てがうまくいくわけではないですけど、アウトを取れるところがどっかあったのかなぁという風には思いますけどね。

-7回に登板した今野は2死無走者から崩れた

(5回の攻撃では2点を返した後に)ノーアウト一、三塁で、あと1点が取れなかったですし。まあ、コンちゃん(今野)を責めるわけじゃないですけども、結果がああなったこと(要因)は、いくつかありましたね。

-救援陣は昨季からの蓄積疲労もある?

どうですかね。本人じゃないんで分からないんですけど、リリーフですから、毎年投げて当たり前と思っているんで。

-石山が9回に約2カ月ぶりの1軍登板

残りの試合は少なくなってきたんですが、彼には「フル回転で頑張ってくれ」とは伝えました。やってくれると思います。

-19日からは中日3連戦。打線の試行錯誤は続く

まあ、これから考えたいと思います。

 

○…村上宗隆が前夜に続いて瞬間的に「3冠」状態となった。

2回の第1打席で中前打を放って一時的に打率トップに浮上も、4回の第2打席以降は横浜で2本塁打のDeNA佐野に再び抜き返された。チームは大敗で、リーグトップの本塁打と打点の上積みこそ出来なかったが、8回には意地の二塁打で4打数2安打。打率は2厘上げて3割2分2厘とし、中日大島を抜いて2位に浮上した。

○…投手陣が崩れ、連勝が3で止まった。先発サイスニードが5回4失点で5敗目。7回に登板した今野は2死無走者から猛虎打線につかまって5失点するなど救援陣も精彩を欠いた。高津監督は「(打線は5回に)あと1点、取れなかったですし、コンちゃん(今野)を責めるわけじゃないですけども、結果がああなったこと(要因)は、いくつかありました」と、振り返った。