ロッテ佐々木朗希が苦しみながらも勝利投手になった。仙台での今季初勝利。車で約2時間の故郷・陸前高田では先日、3年ぶりに「うごく七夕」が開催され、盛り上がった。幼少期の佐々木朗にもゆかりのあった祭り。奇跡の一本松近くの「道の駅高田松原」でも朗希グッズの販売が始まり、売れ行きも快調だ。

4月に地元・陸前高田で創設された「佐々木朗希選手を応援する会」は現在、会員数は約1500人になった。村上知幸事務局長によると約半数が岩手県民。千葉県の会員は200人超。「朗希君をきっかけに陸前高田に興味を持っていただければ」という思いに、全国から共鳴が届いた。現時点で会員0人の県は西日本6県のみで“全国制覇”までもう少し。「今はコロナ禍ですが、来年以降は応援バスツアーもぜひ」と構想し、かつての教え子でもある背番号17を通じた盛り上がりに感謝している。【ロッテ担当=金子真仁】

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