下級生の育成を目的に4大学が参加する第3回フューチャーズリーグの3位決定戦で、慶大は敗れて4位となった。

1番打者の斎藤快太(はやた)内野手(2年=前橋)が、唯一の打点を挙げた。

3点を追う7回2死一、二塁、狙っていた直球を中前にはじき返し1点を返した。そこまで3打数無安打に倒れており「結果が出ていなかったので、チャンスで回ってきて絶対に打とうという気持ちでした」と振り返った。

今大会で、チームは最下位となった。「守備も攻撃も、課題が出た大会だった。このメンバーは今後のリーグ戦にもからむので、課題をつぶしていきたい」。

本職は遊撃手で、持ち味は守備。1年秋、2年春とすでにリーグ戦7試合に出場している。今秋リーグ戦に向けて「走攻守すべてで、チームに貢献できる選手になりたいです」と話した。

◆フューチャーズリーグ 大学野球界の将来を担う下級生の選手の技術向上、育成を目的とした大会。20年から開催され、今年で3年目。連盟、リーグの枠を超えて慶大(東京6大学)国学院大(東都)日体大(首都)桐蔭横浜大(神奈川)の4大学が参加する。1次リーグは2回戦総当たり。上位2チームが優勝決定戦、下位2チームが3位決定戦を行う。