巨人が延長戦で競り負けて3連敗を喫し、借金も今季ワーストの8に膨らんだ。

▼菅野は1球に泣いた

先発菅野智之投手は、3回に先頭の投手小沢に右前打を許し、2死二塁から山田に先制2ランを食らった。それ以外は直球と変化球で攻め込み、7回5安打無失点。2番手平内から救援陣を5投手つぎ込んだが、5番手今村が延長11回に決勝点を奪われた。

▼打線は6安打2得点

打線は失点直後の3回に坂本勇人内野手が適時二塁打。7回には1死三塁から、代走増田大輝内野手が遊ゴロで本塁生還を決めた。だが、それ以外は好機をつくってもあと1本が出なかった。

試合後、原辰徳監督(64)の主な一問一答は以下の通り。

■「なかなか打てないね」

-総力戦となった

「なかなか打てないね、打てなかったね。まあピッチャーは頑張ってきていたけどね、まあそういうことでしょうな」

-チャンスはつくったがあと1本が…

「うーん、そうね」

■投手に許した安打に反省点

-菅野は前回に続き好投

「ピッチャーに打たれてホームランというのは果たしてどうなのかというところだね。反省はあるでしょう。でも2点で抑えたというところでね」

-村上を真っ向勝負で抑えた。

「そうですか。それは良かった」

■全員で現実を受け止めて、気持ちでもはね返す

-借金が今季最多の8

「みんなが、みんなで、何と言うか、受け止めてね、それをやっぱりはね返していくようにしないと。誰がどうだということではなく。まだまだ試合は続きますので、はい」