阪神が初回に打者10人の攻撃で5点を獲得し、序盤から打線が活性化した。

初回2死から連打でつなぎ、暴投で1点を先制した一、三塁で豊田寛外野手(25)がフェンス直撃の右越え適時二塁打で1点を追加。さらに、高山俊外野手(29)が中前への適時二塁打を放ち4点目を挙げるなど、下位打線がつないだ。

投げては先発森木大智投手(19)が1軍デビュー後初の登板で2回2/3を6安打4失点で降板した。

平田勝男監督(63)の一問一答は以下の通り。

    ◇    ◇    ◇   

-打線は初回に5得点

平田監督 「ツーアウトからだよ。昨日は逆転負けというところで、今日はどういう頑張りをしてくれるかなと、非常に楽しみにしてたけど、初回、ロドリゲスが粘りに粘って。外国人にしては珍しい。粘ってヒットを打ってからの点なのでこれはロドリゲスの粘り。熊谷や竜平や高寺が出てるし、高山もね。タイムリーもよかったし、これくらいできるねん。昨日、『高山、用意せい』って言ったら片山が(用意をした)。違う違うお前じゃないっていって」

-森木が1軍経験

平田監督 「いい経験をこの前にした。勝負どころで次は勝たなあかん。経験っちゅうのはファームでしたり、1軍でも矢野監督がこうやって抜てきしてくれてるし、この前、中日岡林に打たれたのを糧に、ガッとギアを入れて、セカンドフライ、ライトフライなるくらいに。真っすぐチョイスは悪くないと思うし、それで今日真っすぐ試してたんじゃないかな。首振って、打たれるのはいいねん。勉強やから。ナゴヤドームで、頑張れなかった(打者)3巡目。そこを今度1軍行ったら勝たなあかん。そのために抜てきされるんだから。いい経験をしましたね、じゃもうダメ。ただ、ボール自体は悪くなかった。立ち上がりも、よかった」

【関連記事】阪神ニュース一覧>>