阪神が4連勝を逃した。先発の藤浪晋太郎投手(28)は6回3失点で自身3連勝を逃し、今季3敗目(2勝)を喫した。

1点ビハインドの5回、先頭7番吉川のライナーを中堅手近本光司外野手(27)が目測を誤って後逸(記録は三塁打)。6回は無死一塁から4番中田の三ゴロを佐藤輝明内野手(23)がファンブルし、打者走者しかアウトにできず。7回2死一、二塁の場面では、5番岡本和の左中間前方への飛球に遊撃手中野拓夢内野手(26)が一瞬追うのをためらい、最後はグラブに当てながらも2点二塁打としてしまった。記録に残らないミスが、いずれも失点につながった。

試合後の矢野監督の一問一答は以下の通り。

 ◇   ◇   ◇

-藤浪のピッチングはどう見たか

「うーん、調子自体はね、最近のいい状態を保ってるような状態だったかなと思ってます」

-アンラッキーな守備もあって、粘りきれなかった部分もあるか

「うーん、あの1点はね、ちょっと責めることはできないけど、もう1点をね、四球だったり、暴投だったりになっちゃったんで、あの1点はちょっともったいなかったかな」

-近本の三塁打にしてしまった打球は

「うん、まあもちろん、近本やったら捕らなあかんよね」

-佐藤輝の三塁守備でのゴロも

「うん。もちろん。そこもそうやね」

-その2点

「うん、だから、それはね。まだまだ成長していかなあかんとこやし。まあ、今日やったから、しゃーないわというふうに済ませるつもりはもちろんないんで。それを輝自身も捕れるようになっていかないとだめだし。えー、まあ、チームの課題として球際っていうのはずっとあるんで。そこらへんはしっかりやっていきます」

-アルカンタラは本来の投球ではなかった

「まあ、本来というかね、最近ちょっとタラちゃんらしいボールはいってないんで、いったん抹消しようかなと思います」

-マルテの一塁守備の動きは確認できた

「守りを見られたというか上に上げる以上、守らせるつもりでいるんで」

-明日の今季最後の甲子園での巨人戦は勝ちたい

「それはね、もちろんそう思っているし、今日もこういう入ってもらったところでファンの人には残念な思いをさせてしまったので。明日、最後の巨人戦、甲子園ということで全員で戦います」

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