次はノムさん!! ヤクルト村上宗隆内野手(22)が6日阪神戦(甲子園)で、63年野村克也(南海)と85年落合博満(ロッテ)に並ぶ、シーズン52号本塁打を狙う。4日中日戦で02年松井秀喜(巨人)の50発を上回る51号2ランをマーク。球団元監督の記録に王手をかけ、敵地へ乗り込む。

データも「村神様」を後押しする。今季阪神戦は19試合で打率3割5厘、6本塁打、15打点。セ・リーグ相手では巨人と並ぶ最少本塁打に抑えられてはいるが、甲子園では6試合で22打数8安打の打率3割6分4厘、5本塁打、9打点。左打者に不利となる右翼から左翼方向への「浜風」が吹く中でもアーチを量産する。7月31日には、その後の5打席連発につながる3打席連続本塁打をマーク。さらに6日先発の阪神青柳に対しては、通算打率4割1分5厘で6本塁打と好相性だ。

次々と偉大なレジェンドたちの記録に迫る22歳は「その位置にいれるというのはすごく光栄なこと。肩を並べて、追いつけ追い越せと、やっていきたいなという思いはあります」と意欲的。得意の甲子園でアーチをかけ、さらなる高みを目指していく。【鈴木正章】

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