ヤクルト村上宗隆内野手(22)が2試合連発となる52号ソロを放ち、63年野村克也(南海)と85年落合博満(ロッテ)のシーズン52本塁打に並んだ。6回先頭、阪神先発青柳からバックスクリーン左に放り込んだ。勝負の9月に入っても4試合で3発と、勢いの衰えない「村神様」。64年王貞治(巨人)の日本選手最多55本塁打まで、あと3本に迫った。

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▼村上が今季52号。シーズン52本以上は13年バレンティン(ヤクルト)以来8人目で、日本人選手では85年落合(ロッテ)以来4人目。チーム122試合目に52号は13年バレンティン114試合目に次いで2番目のペース。

村上はすべて先発4番で打っており、4番で52本以上は85年落合52本、02年カブレラ(西武)55本、13年バレンティン58本(他に5番で2本)に次いで4人目。日本人の4番では落合に並ぶ最多本数だ。これで甲子園球場では7戦6発。

今季の村上はホーム(神宮、松山)の60試合で19本に対し、ビジターは61試合で33本と1・8試合に1本ペースで量産。52年のフランチャイズ制後、ビジターで33本は77年王(巨人=ホームは17本)に並ぶ記録となった。

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