広島秋山翔吾外野手(34)の出場選手登録が抹消された。前日9日ヤクルト戦(神宮)のベンチ入りメンバーからも外れ、試合後蔦木トレーナーは「コンディション不良がありました。あと発熱もありまして、ホテルで静養しています」と説明した。抗原検査の結果は陰性で、公にされなかったコンディション不良の箇所は都内で検査を受けたという。特例2022ではないことから、出場選手登録抹消理由はコンディションが理由とみられる。

秋山は8日の中日戦(バンテリンドーム)で「3番中堅」でフル出場するなど、広島加入後主に3番で41試合に出場し、打率2割7分、5本塁打、26打点を残していた。CS争いが続く中、打線を引っ張ってきた秋山離脱はチームにとって大きな痛手となりそうだ。再登録は20日以降に可能となる。

10日の同戦後、佐々岡監督は「(復帰まで)時間がかかるということ。最短を目指してもらいたいが、まだわからない」と不安を吐露した。

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