BIGBOSSこと日本ハム新庄剛志監督(50)の就任1年目はBクラスが確定した。

ロッテに敗れて128試合で51勝74敗3分けとなり、さらに楽天がオリックスに勝利したことでクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅。チームは19年シーズンから4年連続のBクラスが決まった。

この日は打線がロッテ投手陣を打ちあぐねた。1回無死一、二塁の好機では松本剛が三ゴロ併殺打、近藤が三ゴロで無得点。7回は3連続単打で無死満塁としたが、今川が三ゴロ併殺打、清宮が二ゴロで無得点に終わった。

先発した加藤は今季20試合目の登板(先発19試合)で初めて複数与四球となる2四球と珍しく制球に苦しみ、4回までに3失点。それでも5回以降は無失点で8回まで投げ切ったが、打線の援護なく、完投負けで7敗目。ただ、今季の投球回数は130回2/3として、2年連続となる規定投球回クリアまで、あと12回1/3とした。

○…8回を8安打3失点で7敗目を喫した加藤は「先頭打者を出すことが多く、リズム良く投げることが出来ませんでした」と、悔しさをにじませた。1、3、4回と、いずれも先頭打者に出塁を許して失点。2年連続の規定投球回クリアまで、あと12回1/3と視界に捉えるが「味方にいい流れを持って来る投球が出来ず、情けない気持ち」と反省していた。

○…8勝目を懸けて13日ロッテ戦(ZOZOマリン)に先発する上沢は、今季ここまで対戦防御率2点台ながら、4試合に先発して0勝2敗。前回6月17日も、7回2安打無失点で勝敗が付かなかった。直球で押す投球から「小さい変化でなんとかしていた」と、スタイルチェンジが奏功した。2年連続の2桁勝利へ「チャンスは残っているので、目指さなきゃ」と、気を引き締めた。

【関連記事】日本ハムニュース一覧>>