楽天クリス・ギッテンス内野手(28)が、死球を受けて交代した。

延長11回1死走者なしで迎えた第5打席。初球、平野の149キロ直球が左肘付近を直撃。プロテクターをつけてなく、苦悶(くもん)の表情を浮かべた。治療のため、自力で歩いてベンチへと下がったが、代走小深田が告げられた。試合後石井GM兼監督は「(状態は)分からないです」と話すにとどめた。病院に向かうかも現時点では不明。今後の状態を注視していく。

ギッテンスは、来日初試合となった4月5日西武戦の第2打席で、空振りした際に左手首を骨折。長期離脱のため、この日で今季14試合目。助っ人として、打撃を期待されているだけに、ファンたちは心配そうに見つめていた。