DeNA宮崎敏郎内野手が、自身7試合ぶりとなる11号2ランを放った。1点を追う2回無死一塁。カウント2-2から中日松葉のチェンジアップを左翼席に運んだ。一時逆転の一打に「後ろにつなぐ気持ちでいき、しっかり自分のスイングで捉えることができました。逆転することができ、うれしいです」とコメント。1回に先発のロメロが先制点を奪われた直後に一振りで流れを引き戻した。

前夜の一戦でも、勝負どころでの一打が光った。0-0で迎えた7回1死一、三塁。中日高橋宏に追い込まれながら、執念でバットに当てた。三塁への鋭い打球で相手の野選を誘い、決勝点を奪い取った。9月に入って打撃の調子は少し下降気味だが、三塁の堅い守備や存在感の大きさでチームをけん引する。首位ヤクルトを追いかける中、その中心の1人に「ハマのプーさん」が、どっしりと構える。

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