阪神2軍が井上広大外野手(21)の3ランなどで快勝した。

先発アーロン・ウィルカーソン投手(33)は2回無失点。その後は5人の投手でつないだ。5番手のドラフト2位鈴木勇斗投手(22)は走者を出しながらも2回無失点に抑えた。

平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 ◇   ◇   ◇

-井上が初回に初球を仕留め3ラン

「まあ一振りでね。初回に1本打ったけど、俺らは打った後の打席とか。ちょっとボール振って次、また三振でしょ。確かに一振りでスライダーを初回3ランにしたものの、後の打席の内容が、というところまで育成試合は課題を持たせてやっているのでね。うん。初回のホームランは見事だけど、その後の打席のレベルを上げていかないといかん。ボール振って最後変化球見逃すとか空振りするというケースもあるんでね」

-最近はホームランも出てきてる

「うん。いつも言うように前川がいつも3番でヒット打った後でね。そういうね、刺激ね。前川もずっとヒット続けてるわけやん。ネクスト・バッタースボックスで準備してるというところで、コーンと打ったらヨシっていう気に。前川が打ってない時は打ってないんじゃないのか? そういうところも、バッティングも一緒に組んでやらせたり。そこは日高(打撃コーチ)が意識させるように。昔は掛布さんと岡田さんとか、組んでやってたもんだよ。特打は2人。俺らはその間ずーっと守備やらされて。俺ら課題は打つ方なんだけどなと思いながら(笑い)。そうやって切磋琢磨(せっさたくま)してくれたらいいんだけどな」

-先発ウィルカーソンは

「登板間隔空いたので、何の問題もない。コントロールもいいし。今は(1軍で)中継ぎ言うても(藤浪)晋太郎が投げたり。そこはいろんなこと想定して我々も。クライマックスとかいろんなことに準備しとかないといかんので我々は」

-遠藤が久々スタメンで三塁打

「それだけやん。それよりホームクロスプレーでアウトになる。頭からいけ! って言うてるのに迷って足からいってアウト。この前も育成試合、知らない投手だから真っすぐ系(狙って)いけ、言うてんのに『スライダー待ってました』って。今日は積極的にいってたけど。これはゲームじゃないと味わえない。そのために育成試合組んでくれてるので」

-鈴木が無失点

「あー鈴木、今日はカーショー。ちょっとずつ、(フォームが)カーショーやんあれ、ドジャースの。今日は偽カーショー。ちょっとずつ近づいてるよ、本物に。今日は落ち着いて投げれてたよ。ちょっとイメージが良くなってるので、うまいことスライダー使ったり、余裕出てきてカーブ使ったり。本物のカーショーにならないとね。今日は3ミリくらい近づいた。こうやって抑えて自信つけていってくれたらいいよ」

-週明けは2位ソフトバンクと

「うん、負けないね。昨日もパッと見たら9点って。グラシアルやら出てさ、望むところや、甲子園でできるし。これはファンのみなさんに選手たちの1年の頑張りを、最後優勝争って。ファンのみなさんに注目される言うことは、マスコミに注目される。マスコミは戦力なんだよ! 頼むよ、宣伝しといてよ! ということで」

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